夢解−ユメトキ−  完結記念おまけページ
後編:『帰路』
番号 台詞 備考
001_トリノ1 「はぁ・・・はぁ・・・っ・・はぁ・・・。」 苦しそうに
002_ナキス1 「大丈夫かい?トリノ。今氷を替えてあげるね。」
003_アカ1 「ごめんナキス。トリノの看病任せっきりにしちゃって・・。」
004_ナキス2 「あぁいいんだよ。気にしないで。
ほら・・僕はご覧の通り足が動かないから・・これぐらいさせてよ、ね?。」
005_セツトラ1 「ありがとうナキス。アカもトリノの分頑張ってくれてありがとうね。」
006_アカ2 「そんな・・。 トリノ・・大丈夫かな・・。」
007_ナキス3 「もう5日もこれだもんね・・。アカちゃんが採ってきてくれた薬草もあげてるんだけどなぁ・・。」
008_アカ3 「うーん・・・。もっと栄養のあるものの方がいいのかなぁ・・。」
009_セツトラ2 「こんなに長く続くのも珍しいよね。新しい病気にでもなってたりして・・。」
010_アカ4 「Σえぇぇえ!?!」 本気でびっくり
011_セツトラ3 「た、例えばの話ね;」
012_ナキス4 「確かに熱は一向に下がってないけど・・それ以上には悪くなってないんだ。大丈夫だよ、そのうち治るって。」 慰める
013_アカ5 「だと・・いいけど・・。」 しょぼんと
014_セツトラ4 「アカにこーんなに心配されて・・よかったね〜トリノ♪」 無駄に明るく(笑)
015_トリノ2 「・・黙れセツ・・。」 苦しいけど対抗する
016_セツトラ5 「ほら、返事出せるほど元気そうだし大丈夫大丈夫!」
017_ナキス5 「そっそういう問題じゃないと思うけどね・・;;」
018_ココセ1 「みんな・・お水持ってきたよ。トリ兄・・だいじょうぶ・・・?」
019_アカ6 「あ、ココセちゃん。お水ありがとう。」
020_セツトラ6 「ナキスが付きっきりで見てくれてるし大丈夫だよ。」
022_ココセ2 「よかったぁ・・・。」
023_セツトラ7 「それじゃあ俺はそろそろ仕事に戻るね、あとはよろしく。」 セツトラ去る
024_ナキス6 「任せて。」
025_ココセ3 「ぁ、そうだ・・。」
026_アカ7 「ん?どうしたの?」
027_ココセ4 「アカおねえちゃんに相談したいことがあるの・・。」
028_アカ8 「私?」
029_ココセ5 「うん。でも・・ここじゃ言えないから・・・。」 トリノの方を見つつ
030_アカ9 「あー・・そっか。どうしよ?;」
031_ナキス7 「僕のことは気にしないで、トリノのことも任せておいて。」 にっこりと
032_アカ10 「・・・わかった、じゃあ私たちはこれで。よろしくね、トリノのこと。」
033_ナキス8 「はいはい。」
034_ココセ6 「こっちこっち。」 ひっぱる
035_アカ11 「ぁあうんっまってまってー!」
場面変化:ココセの部屋にて。ココセとアカが二人っきりになる。
036_アカ12 「で、相談って?」
037_ココセ7 「あのね・・トリ兄の・・こと・・。」
038_アカ13 「トリノ?あいつがどうしたの?熱のことなら・・」
039_ココセ8 「そのことじゃないの。」
040_アカ14 「じゃあ何なの?」 ??な状態
041_ココセ9 「トリ兄・・最近元気なかったよね・・。」
042_アカ15 「ん・・そうかなぁ〜?あいついつも仏頂面だし大して変わらなかったと思うけど・・。」
043_ココセ10 「この前ね、トリ兄が話してくれたの・・夢のこと・・。」
044_アカ16 「夢?」
045_ココセ11 「そう・・。なんかね・・毎日同じ夢を・・それも変な夢を見てるんだって。」
046_アカ17 「変な・・夢?」
047_ココセ12 「うん・・。」 セル47-2
回想_トリノ 「俺より少し幼い男の子と、お前ぐらいの小さな女の子。この二人が兄妹でな。
そして母親と三人で暮らしている・・そんな夢だ。
そう。最初はすごく幸せなんだ・・。ただ・・なんでだろ、途中からひどく怖くなる。
思い出そうとすると・・っ・・・頭が、痛くなる。」
※前回のを使用しますので
収録不要です。
048_アカ18 「幸せな夢なのに・・思い出したくない感じ・・・? うーん・・確かになんか変ね。」
049_ココセ13 「でね・・ココセ知ってるの・・。その夢を見てるときのトリ兄・・凄く苦しそうなの・・悲しそうなの・・。」 泣きそうな声で
050_アカ19 「そうなんだ・・。」
051_ココセ14 「なんとかしてあげられないかな・・・。」
052_アカ20 「そうねぇ・・・。(というか、そんな話いま初めて聞いたわ・・;)」
053_ココセ15 「ココセ思うの。あの夢と・・いまのトリ兄の病気・・関係あるんじゃないかって。
悪い夢を見て・・その影響で身体がおかしくなってるんじゃないかなぁ・・って。」
さびしそうに
054_アカ21 「うーん・・。夢か・・夢・・ねぇ・・。」
055_ココセ16 「アカおねえちゃん。治してあげられないかな・・?」
056_アカ22 「治すって言われてもなぁ・・; 
その・・夢のなかに入れたらいいんだけど・・そんなこと出来るわけないしねぇ・・。」
057_ココセ17 「そうだよ・・ね・・。」
058_アカ23 「ごめんね;力になれなくて・・。」
059_ココセ18 「ううんっ。」
060_アカ24 「まぁ・・今出来ることっていったら・・。」
061_ココセ19 「いったら・・?」
062_アカ25 「元気になりますようにってお祈りすることぐらいかなっ。」
063_ココセ20 「お祈り・・・。神さまに?」
064_アカ26 「そうそう。私も一緒にお祈りするから、ココセちゃんも神様に頼んでみよ?ね?」
065_ココセ21 「お祈り・・。うん、ココセもお祈りする!たーっくさんする!」
066_アカ27 「よしっじゃあ一緒に頑張ろっか。」
067_ココセ22 「うん!」 笑顔で
場面変化:眠りについた頃の夜、アカの回想。(※交通事故に逢います)
068_アカ28 その日、私は夢をみた。初めてここに来た時に感じた・・あの夢だ。
kk_女の子1 「ふふふ〜ん♪ふふ〜ん♪」 (お好きに数秒楽しそうに鼻歌をしてください。)
kk_母親1 「ねぇアカ?チョコレートあるけど食べる?」
kk_女の子2 「食べるーーー!!!!vv」 元気に返事
kk_母親2 「はいはい。分けてあげるわね、ちょっと待ってて。」 にこにこと
kk_父親1 「なぁ、これ・・この道であってたか?」
kk_母親3 「え?合ってるでしょ?昨日ちゃんと調べたんだから。」
kk_父親2 「だよなぁ・・・。うーん、動物園が一向に見えてこないんだけど・・。」
kk_母親4 「そうね・・。あれ〜?どこかで道間違えたのかしら・・・?;」
kk_女の子3 「ママぁ!チョ・コ!!」
kk_母親5

「あ、そうだったわねっ。はい、どうぞ。」

kk_女の子4 「わぁ〜い!vv ん〜っおいしー♪」
kk_父親3 「あれ?ここを左じゃなかったか?」
kk_母親6 「そう?待ってて地図見直すから。・・・あー・・ごめん左だわ。」
kk_父親4 「しっかりしてくれよ;」
kk_母親7 「ごめん;」
kk_女の子4 「ママ・・・パパ・・・。」 呆然と
kk_父親5 「ん?」
kk_女の子5 「前・・なんか来てる・・・」 呆然と
kk_父親6 「え?」
069_アカ29 「だめ・・ちゃんと・・前みて・・・う・・うわ・・!!
わぁあああああああああああああああああああああ!!!」
絶叫
070_アカ30 「はぁ・・はぁ・・・何・・いまの・・・。あの子・・アカって・・呼ばれてた・・・?」
071_アカ31 「なんか外が騒がしいような・・。」
072_セツトラ8 「アカ!!!起きて!!・・あれ?起きてた?」 慌てて
073_アカ32 「セツトラ?どうしたの?なんかさっきから騒がしいんだけど・・。」
074_セツトラ9 「大変なんだよ!!トリノが・・トリノが・・・!!」
075_アカ33 「え!?」
場面変化:トリノが暴走し、いろんなものを破壊していた。
gaya-1_名前 ◆ガヤ収録2◆トリノの暴走で戸惑っている住人たちのガヤをお願いします。
1人3つ以上になります。2つ目からは「gaya12_名前-2」とする。
1人2役というのも面白いかもしれません^^ 長めの台詞だとありがたいです。
例:「落ち着け!!一体どうしたんだよ!!!なぁっ俺たちの声が聞こえないのか!!!??」
076_ナキス9 「トリノ・・・どうしちゃったんだい・・・!?」
077_トリノ3 「うわぁあああああああああああああああ!!やめろぉおおおおおおおお!!!
くるな・・・くるなぁあああああうわあああああああ!!!!!」
発狂に近い状態、絶叫
078_ココセ23 「トリ兄・・だめ!!おちついて!!」 トリノを抑えようとする
079_トリノ4 「!!!俺に近づくなぁああああああ!!!!はぁ・・・はぁ・・。」 ココセを払う
080_ココセ24 「きゃぁっ!!」
081_アカ34 「はぁ・・はぁ・・ココセちゃん!!!大丈夫!?」 走っているので息を上げて
082_ココセ25 「平気・・。でも・・・トリ兄が・・。」
083_アカ35 「トリノ・・・どうしちゃったの・・・・!?」
084_セツトラ10 「もしかしたら・・ユメトキを見たのかもしれない。」
085_アカ36 「ユメトキ?」
086_ココセ36 「それって・・もしかして・・トリ兄が繰り返しみてた夢のこと・・?」
087_セツトラ11 「知ってたのか?」
088_ココセ37 「ココセは聞いただけだよ。詳しくは知らないけど・・。」
089_セツトラ12 「・・・仕方ないね・・この状況だし・・・。」
090_アカ37 「どういうことなの?セツトラ。」
091_セツトラ13 「・・・・・俺たちはね、みんな一度死んでいるんだよ。前の世界で。」 静かに
092_アカ38 「え・・・?」
093_トリノ5 「こんなもの・・・こんなもの・・・!!!!はぁ・・はぁ・・。」
094_住民B 「もうやめてよトリノ!!!!・・・私たちの集落を壊す気!?ねえ、ねえってば!」
095_トリノ6 「うるさいうるさい!!俺にちかづくなぁあああああ!!!
俺に、触るなぁああああああああああああ!!!うわああああああ!!!」
096_アカ39 「やめて!!トリノ!!!・・・だめ・・まったく聞こえてないみたい・・。」
097_セツトラ14 「彼は・・きっとユメトキで前世の自分が死ぬ瞬間をみたんだろうね・・。それも・・何度も。」
098_アカ40 「ねえ何なの!?ユメトキって何!?どういうことよ!?」 必死に問いかけるように
099_セツトラ15 「ユメトキは覚醒の夢。前の世界の自分を・・それも死ぬ瞬間が再生される。
俺たちはね、一度向こうで死んでこっちに来た。そしてここで新しい人生を送ってるんだ。」
100_アカ41 「いみ・・わかんない・・・。」 ぽかーんと
101_ココセ38 「トリ兄は・・それを見てああなってるってこと?」
102_セツトラ16 「そうだね。あの様子だとよほどひどい夢をみたんだろうね・・。
君たちは見たことがない?自分の分身のような・・そんな子が出てくる夢を。」
103_アカ42 「分身・・・?・・・・っ!そういえば・・あれはまさか・・。」
104_ココセ39 「アカおねえちゃん・・?」
105_セツトラ17 「見たんだね。アカ。」
106_アカ43 「わかんない・・。けど・・なんか・・それっぽいものを見たことをは・・・うっ!」 途中で頭が痛くなる
107_ココセ40 「!!どうしたの!?」
108_アカ44 そうだ・・・。あれは・・あの子は私だ・・・。パパとママが大好きな・・。
109_女の子6 「パパ・・・・ママぁ・・・!痛いよぉ・・・!!からだが・・痛いよぉ・・・!」
110_アカ45 「思い・・出した・・・。 〜っ!トリノッ!!!」 「思い出した」は少し小声で
111_ココセ41 「アカおねえちゃん!!!」
112_セツトラ18 「待って。」
113_ココセ42 「え・・・?」
114_セツトラ19 「いまのアカなら・・トリノを止められるかもしれない・・。大丈夫・・。」
場面変化:発狂し破壊を続けるトリノに近づくアカ
115_トリノ7 「うわぁあああああああああああああああ!!
くるな・・くるなぁああああああああああああああ!!」
116_アカ46 「トリノ!!!だめぇえええええ!!落ち着いてぇええ!!お願いっ!!!」 トリノの動きを抑えようとする
117_トリノ8 「離せっ!!離せっ!!俺に触れるなぁあああ!」
118_アカ47 「大丈夫!!大丈夫だから!!ここは夢のなかじゃないから!!」
119_トリノ9 「黙れ黙れ黙れぇえええ!!!俺は・・俺は・・・!!」
120_アカ48 「ここは前の世界じゃない!!!!怖いものなんて何もないから!!
あなたはもう死なない・・・死なないの!!トリノ!!!」
「トリノ!!!」
は絶叫に近い感じで
121_トリノ10 「ア・・カ・・・・・お前・・。」 目が覚める、呆然と
122_アカ49 「そうだよ・・私もだよ・・。見たんだ・・夢を・・。 幸せを・・壊された夢を。」 少し涙を落としつつ
123_ココセ43 「トリ兄!!!うぅ・・うぅ・・。」 走り寄って泣いている
124_トリノ11 「ココ・・セ・・・。セツ・・・・。」
125_セツトラ20 「落ち着いたかい?トリノ。」
126_トリノ12 「おれは・・・・おれは・・・。」 まだ呆然としている
127_セツトラ21 「アカもだろうけど、君は見たんだよね。ユメトキを。前世の自分を。」
128_トリノ13 「ユメ・・トキ・・・?」
129_アカ50 「トリノはそれで苦しんでた・・そうでしょ?どんな夢をみたの・・?よかったら話して。」 優しく
130_トリノ14 「・・・。殺されたんだよ。」
131_ココセ44 「え・・?」
132_トリノ15 「俺は・・いや俺たち家族は・・・殺されたんだよ・・っ!強盗に!!」
133_アカ51 「ぁ・・・・。・・・。」 言葉に出来ない
134_トリノ16 「誰かきたって玄関に行った母さんの返事が聞こえないときからおかしいと思ってたんだ・・!
そしたら・・奴がきて・・母さんを刺してて・・。そして次に俺の妹を・・サエを・・。最後に俺を・・・。うっ!」
頭痛が襲う
135_セツトラ22 「皆殺しか・・ひどい・・。」
136_トリノ17 「・・俺は・・俺は・・。サエを・・守れなかった・・。」 泣き崩れて
137_ココセ45 「トリ兄・・・。」
138_トリノ18 「ただ・・あいつが怖くて・・体が動かなくて・・気がついたらサエが・・死んでて・・うぅっ・・。」
139_アカ52 「もういい!もういいよ・・。ありがとう、話してくれて。」
140_セツトラ23 「時間が・・来てしまったようだね。」
141_アカ53 「え? ・・・っ!!!体が・・透けてる・・!まさか・・。」
142_トリノ19 「これは・・・そっか・・なるほどな・・・。変な細工しやがって・・。」 少し微笑みながら
143_ココセ46 「トリ兄が・・!トリ兄が・・消えちゃう!!だめ!消えちゃだめ!」
144_トリノ20 「ココセ。」
145_ココセ47 「ぇ?」
146_トリノ21 「ありがとな。お前のこと・・サエに・・妹のように思ってたよ。」
146_ココセ48 「トリ・・にぃ・・・。」 ココセが倒れる
147_アカ54 「ココセちゃん!?」
148_セツトラ24 「疲れたみたいだな。・・ナキス!」
149_ナキス10 「はっはい・・?」 突然呼ばれて
150_セツトラ25 「ココセを運んでやってくれ。頼む。」
151_ナキス11 「それはいいけど・・セツトラ・・これはどういう・・」
152_セツトラ26 「いいから。・・・ごめんな、頼むよ。」
153_ナキス12 「え?あ・・・うん。わかった・・。」 しぶしぶと
154_トリノ22 「セツ・・お前は全部知ってたんだな・・。」
155_セツトラ27 「ああ・・。悪いな。」
156_トリノ23 「いや・・。なぁ、俺はこれからどこに行くんだ・・?」
157_セツトラ28 「お前の新しい旅先さ。行けばわかる。」 明るく、けど真剣に
158_トリノ24 「なるほどな・・・。それを聞いて安心した。」
159_アカ55 「ねぇ・・行くってどこに・・・。」
160_トリノ25 「アカ。」
161_アカ56 「え?」
162_トリノ26 「お前とは・・また会えそうな気がする。」 微笑みながら
163_アカ57 「っ!!!やっやめてよ・・・!その言葉聞くの・・二回目なんだから・・・っ」 涙が出る
164_トリノ27 「二回目・・?まあ、いい。 ここにきて・・意外と楽しかったよ。そう思える自分がいる。」
165_セツトラ28 「それは良かった。俺にとっちゃあ最高の褒め言葉だ。」
166_トリノ28 「お前にもっと弓の扱い方教えとけばよかったな。」
167_アカ58 「大丈夫よ、あんたが寝込んでいるうちにそれなりに上達したんだから。」 笑顔で
168_トリノ29 「そっか。・・・・もう行かなきゃだな。」
169_セツトラ29 「トリノ・・色々とありがとうな。お疲れさま。」
170_アカ59 「こんな別れ方あんまりよ。・・でも、さよならとかそんなの言わないから。 ・・・またね。」
171_トリノ30 「ああ、またな。」 微笑みつつ
トリノ消滅
172_アカ60 「・・・ねえセツトラ。」
173_セツトラ30 「何だい?」
174_アカ61 「教えて。この世界のことや夢のこと・・全部。」 強気に
175_セツトラ31 「・・アカには・・もう隠しても意味ないもんね。 いいよ、おいで。教えてあげる。」
場面変化:二人はセツトラの家へ
176_セツトラ32 「何から話そうか。そうだね・・じゃあすべての始まりから話そうか。」
177_アカ62 「ねえ、これは私の憶測なんだけど・・セツトラ・・あなたは・・。」
178_セツトラ33 「君の思っている通りだよ。俺は・・この世界に一番最初にきた人間だ。」
179_アカ63 「だからすべてを知っていた。・・そうよね?」
180_セツトラ34 「ああ。こんな世界が生まれたのも・・俺自身が願ったからなんだ。」
181_アカ64 「ぇ・・・?」
182_セツトラ35 「俺はね、前世ではある令嬢と恋をしたんだけど、俺は貧乏だったからその子の両親が許すはずもなくて。
追い詰められた俺たち二人はまた会えることを願って一緒に心中したんだ。
結局それ以降一度も会えなかったけどね。」
寂しそうに語る
183_セツトラ36 「死んで真っ暗な世界で・・俺は、神様っていうのかな・・そいつと会った。」
184_創造主1 「聞こえるか・・我の声が・・聞こえるか。」
185_セツトラ37 「誰・・・・?」 寝起きのような感じで
186_創造主2 「悲哀の人生を終え彷徨う魂よ・・。お前はこれからどうしたい?」
187_セツトラ38 「俺・・?俺は・・もっと・・生きたかった・・。あいつと・・もっと一緒にいたかった・・。」
188_創造主3 「生きたい? また同じような運命を辿るかもしれないのに・・か?」
189_セツトラ39 「違う、そんなんじゃない・・。俺は・・もっと生きたいんだ・・。
こんな終わり方じゃなくて・・笑って最期を迎えるような・・そんな・・生きた証が欲しい。」
190_創造主4 「それが・・お前の望みか?」
191_セツトラ40 「ああ・・。」
192_創造主5 「輪廻から外され彷徨い果てた者よ。いいだろう、もう一度生(せい)を与えよう。
お前のような者たちが生きられる世界を与えよう。」
193_セツトラ41 「俺と・・同じような・・・?」
194_創造主6 「そこで別の人間として新しい人生を歩むといい。
そして・・お前はこれから来る彷徨い果てた者を導け。いいな?」
195_セツトラ42 「導く・・・?俺が・・・?」
196_アカ65 「そして・・生まれたのがこの世界。この場所・・。」
197_セツトラ43 「ああ。最低限の生活が出来るようにはなってるだろ?それもそいつのおかげってわけ。」
198_アカ66 「じゃあここは・・私たちみたいな・・前世で無惨な最期を迎えた者たちが来て、
新しい人生を歩む場所・・そうなのね。 だから記憶がなかったんだ・・。」
199_セツトラ44 「そういうこと。そしてトリノみたいに突然消えた者たちの記憶は皆の頭から消される。」
200_アカ67 「知ってる。・・・エミリって子、いたでしょ?」
201_セツトラ45 「!!!驚いた・・覚えてたの。」
202_アカ68 「エミリは私の目の前で消えたの。・・だからエミリの記憶だけは消えなかったのかな。」
203_セツトラ46 「かもね。」
204_アカ69 「ねぇ・・セツトラ。」
205_セツトラ47 「なに?」
206_アカ70 「私ね、前の世界で交通事故に逢ったの。多分その時一緒いたパパとママも一緒に死んじゃったんだと思う。
この世界がそういう仕組みなら・・私のパパとママも・・別の人間として暮らしてるかな?」
懐かしそうに
207_セツトラ48

「・・・この世界はねここだけじゃないんだ。向こうにも陸が見えるだろ?
そこにもきっと俺みたいなリーダーがいて大勢の人間が暮らしてる。
もしかしたら・・そこにお前のパパとママも暮らしてるかもしれない・・それか・・。」

208_アカ71 「それか・・?」
209_セツトラ49 「トリノやエミリみたいに、前の世界に戻って生まれ変わってるかもしれない。」
210_アカ72 「・・・そっか。それ聞いて安心した。 これで・・私も心置きなく行ける。」 アカの体が透ける
211_セツトラ50 「・・そっか、アカもユメトキで覚醒してたもんね。」
212_ココセ49 「だめ・・・だめぇええ!!」
213_セツトラ52 「ココセ・・!起きてたんだね。」
214_ココセ50 「アカお姉ちゃんまでいなくなっちゃうの・・!?だめ・・そんなのやだぁ・・・・!」 泣きながら
215_アカ73 「ごめんね。もう行かなくちゃ。」
216_ココセ51 「やだよぉ・・・!!トリ兄もいなくなちゃったし・・みんな消えちゃうの!?
そんなのやだっ・・!!さびしいよぉいやだよっ・・・!うわぁあん・・ひっく・・うぅ・・。」
泣き付く
217_アカ74 「私も寂しいよ。つらいよ。でもね、もう時間なの。」
218_ココセ52 「ひっく・・じかん・・・?」
219_アカ75 「そう。誰かがね私を呼んでるの、「おいで・・おいで。」って。
だから行かなくちゃ。ココセちゃんもこの瞬間がわかる時がくるよ、いつか。」
220_ココセ53 「うぅ・・・・。」
221_セツトラ53 「数日の間だったけど楽しかったかい?」
222_アカ76 「うん、すごく楽しかったよ。本当にありがとう。・・・ねえ、セツトラ。」
223_セツトラ54 「ん?」
224_アカ77 「あなたは・・・向こうの世界に行けるの?」 寂しそうに
225_セツトラ55 「っ!! ・・・さあね。俺はここの管理者でもあるから。
けど・・そうだね。この世界で頑張って、幸せになって・・ユメトキを乗り越えた者が向こうに行く事を許されるんだ。
俺も頑張ったら・・いつか行けるかもね。」
226_アカ78 「そう、よかった。」
227_ココセ54 「本当にいっちゃうの・・・?」
228_アカ79 「うん。・・あ、そうだ。私ねココセちゃんのこと大好きだよ。」
229_ココセ55 「わたしも・・アカお姉ちゃんのこと大好きだよ・・っ」
230_アカ80 「ありがとっ。・・またどこかで逢えたらいいね。」
231_ココセ56 「!!・・うんっ!!」
234_セツトラ56 「アカ、お疲れ様。・・・行ってらっしゃい。」 優しく
235_アカ81 「今までお世話になりました。 行ってきます・・っ」 静かに力強く
アカ消滅
236_ココセ57 「いっちゃった・・・。」
237_セツトラ57 「さ、戻ろう。ココセ。」
238_ココセ58 「うん・・・。」
239_セツトラ58 (願わくば、良い旅路を・・。)
場面変化:アカの意識の中
240_アカ82 「あぁ、聞こえる・・・。私を呼ぶ声が・・。」 懐かしそうに
241_アカ83 「そこね・・そこに行けばいいのね。待ってて、今行くよ・・。」
242_アカ84 それは・・果てしなく長い・・長い旅路。 同時
242_創造主7 それは・・果てしなく長い・・長い旅路。 同時
主題歌を流し、スタッフコール ※ナレーションは紺碧ノ空様
キャストの方はそれぞれ自分の役名・名前の所を収録すること。
staff01 「キャスト」
staff02 「アカ 鶏子」
staff03 「トリノ 華音彩」
staff04 「セツトラ 杉並R代表」
staff05 「ココセ 散花千鶴」
staff06 「エミリ・ガヤ 月雫あびる」
staff07 「ナキス・ガヤ ゆきしろ」
staff08 「女の子・ガヤ 愛海ゆん」
staff09 「母親・ガヤ 藤咲紫亜」
staff10 「父親・住人・ガヤ 峯岸星」
staff11 「兄・ガヤ 羽澄おうは」
staff12 「妹・ガヤ 彩月ねね」
staff13 「母・ガヤ 紺碧ノ空」
staff14 「看護婦・住人・ガヤ 長嶋サガン」
staff15 「創造主・ガヤ  裕 安喜」
staff16 「スタッフ」
staff17 「キャラクターデザイン・イラスト なえた」
staff18 「主題歌作曲 相模 青 」
staff19 「主題歌歌い手 うるし 」
staff20 「主催・脚本・編集・主題歌作詞 裕 安喜」
場面変化:病院にて。出産。徐々にフェードアウトしていきます。
243_母親1 「うーーーーんん!!うううううんん!はぁ・・はぁ・・。」
244_看護婦1 「もうすぐですよー!おかあさんがんばってー!」
245_父親1 「頑張れ・・!俺がついてるからな・・・!頑張るんだぞ・・・っ!」
246_赤子(男) 「(SEを使います。)」
246_赤子(女) 「(SEを使います。)」
247_看護婦2 「あ・・・生まれましたよ!!おめでとうございますっ!よく頑張りましたねっ」
249_父親2 「・・・!やったな・・!よく・・がんばったな・・・!!」
250_母親2 「はぁ・・はぁ・・あなた・・ありがとう・・嬉しい。」
251_看護婦3 「まぁ・・!立派な双子ちゃんですよ!しかも男の子と女の子の!」
252_父親3 「双子・・・!?凄い・・・!凄いじゃないか!」
253_母親3 「え・・っでも予定では一人だって・・。」
254_看護婦4 「はい、抱いてやってください。二人ともとても元気ですよ。」
255_母親4 「まぁ・・・可愛い・・・凄く可愛いわ・・。」 嬉しそうに
256_父親4 「そうだな・・・。で?名前はどうするんだ?」
257_母親5 「え?」
258_父親5 「名前だよ名前!お前に名づけ任せるって言ってただろ?」
259_母親6 「あ・・そうね・・。そうだったわね・・。」
260_母親7 「そうね・・・。決めたわ・・この子たちは・・。」
*END* 皆様、収録お疲れ様でしたっ^^



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