番号 | 台詞 | 備考 |
00_アカ1 | 「その日、私は夢を見た。とてもとても温かい夢だった。 小さな女の子が笑っている夢。その母親と父親が微笑んでいる夢。 私もつられて笑ってしまいそうになる・・そんな幸せそうな夢だった。」 |
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以下は↑のアカのナレーションのバックに合わせる回想になります。 (※幼少時のアカとその家族が動物園に行く前の話になります。) |
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k1_女の子1 | 「パパー!マーマー!はーやーくーっ!!」 | |
k2_母親1 | 「もう・・・そんなに急がなくても大丈夫だってば。」 | やれやれ;、という感じに |
k3_父親1 | 「あははっ、相当楽しみにしていたんだろうな。今日のこと。」 | |
k4_女の子2 | 「はやくー!!はやくしないとパンダさんやライオンさんが見れなくなっちゃうー!! あとウサギさんとかシマウマさんとか・・・。」 |
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k5_母親2 | 「そんなに慌てなくてもちゃんと全部見れるわよ。安心しなさいってば。」 | |
k6_女の子3 | 「えっそうなの!!?」 | 目をきらきらさせながら |
k7_父親2 | 「パンダさんもライオンさんもみーんなちゃんと待っててくれるから、な?」 | |
k8_女の子4 | 「うん!わかった!」 | |
k9_父親3 | 「よしっ。・・まったく、この慌てようは誰に似たんだか。」 | 最後は少し小声気味に |
k10_母親3 | 「あら〜?それ私に言ってるのかしら〜??」 | 問い詰めるように |
k11_父親4 | 「・・・・さあ?どうだろうねー?」 | |
k12_母親4 | 「・・・・・ぷっ、うふふ、あはははっ!」 | 思わず笑う |
k13_父親5 | 「・・あはははっ!!」 | ↑につられるように |
k14_女の子5 | 「ねー?ママー?パパー?はやくいこうよー。ねーってばー。」 | |
k15_母親5 | 「ああ、そうだったわね。ごめんね。」 | 最初はまだ少し笑いが残るように |
k16_父親6 | 「じゃあ出発しようか。」 | |
k17_女の子6 | 「うん!!」 | 元気いっぱいに |
−−−−−−−−−− 回想終了 −−−−−−−−−−− ↓ここから森の中で目覚めるアカ。 |
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01_アカ2 | 「ん・・・・んんっ・・・まぶ・・・しい・・・・。」 | |
02_アカ3 | 目が覚めた私は森の中にいた。木漏れ日が静かに降り注ぐ。 耳に心地よい鳥の歌声が聞こえる。 |
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03_アカ4 |
「ここ・・・・どこだろ・・。ん・・・っ!」 |
起き上がる、寝起き状態。 |
04_アカ5 | 少しだけ体が痛んだけど、その痛みもしばらく経てば自然と治まった。 そして私は・・自分の違和感に気づく。 |
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05_アカ6 | 「あれ・・・・私・・誰だっけ・・・?」 | ぼーっと |
06_アカ7 | ここにいる経路を探すためと記憶を辿ろうとするのだが・・不思議と何も出てこなかった。 そう・・例えるなら、白。私の記憶は真っ白だ。 だけど1つだけ・・頭の中にあったもの。 |
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07_アカ8 | 「・・そうだ・・私は・・ア・・カ・・・アカだ。。」 | |
08_アカ9 | 自分の名前、不思議とそれ以外のことはまったく思い出せなかった。 | |
09_アカ10 | 「んっ・・っと。 とりあえずここがどこなのか調べないといけないよね・・。ここ・・どこなんだろ・・・。」 |
立ち上がる |
10_アカ11 | 「これ・・道かな・・?いってみよう。」 | |
11_アカ12 | (向こうから光が差し込んでいるように感じる。出口だったらいいな・・。) | ()‥思っている事 |
12_アカ13 | 「きゃっ・・!わぁあ・・・・っ!!! きれいな海・・・。」 | 最初はいきなり風が来て驚いている |
13_アカ14 |
森を出て私が見たもの、それは壮大に広がる青い海。豊かに広がる大自然。 |
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14_アカ15 | 「ん・・?・・木の家?かな・・。何だろ・・?あれ。」 | |
15_アカ16 | 誰かが住んでいるような場所があり、自然と目が付いた。 | |
16_アカ17 | 「いってみよう!他に人がいるかもしれない・・・!」 | 希望を胸に抱くように |
場面変化:集落の入り口に立つアカ。それをセツトラが見つける。 | ||
17_アカ18 | 「すいませーん・・誰もいないのかな・・。うーんと・・・;」 | あたふた |
18_セツトラ1 | 「あれ?君、見かけない顔だね?」 | |
19_アカ19 | 「あっ!あのっ」 | |
20_セツトラ2 | 「ん?」 | |
21_アカ20 | 「ここの方・・ですか?」 | |
22_セツトラ3 | 「えっまぁそうだけど?」 | |
23_アカ21 | (よかった〜・・・。) | 安心 |
24_セツトラ4 | 「もしかして君・・新しい子?」 | |
25_アカ22 | 「あたら・・・しい?」 | ぽつんと |
26_セツトラ5 | 「この方角って森だよねー・・。やっぱそうかぁー・・。」 | |
27_アカ23 | 「えっ、あの・・どういうこっ・・」 | 次のセツトラの台詞で遮断される |
28_セツトラ6 | 「まあここじゃあれだし俺の家においでよ。今いる皆呼んであげるから。」 | 優しく |
29_アカ24 | 「えっと・・・は、はい・・。」 | |
30_アカ25 | これがこの集落のリーダーであるセツトラとの最初の出会いだった。 | |
場面変化:セツトラの家。トリノとココセも一緒。 | ||
31_トリノ1 | 「おいセツ。なんだよ急に。今から寝るとこだったのに・・。」 | 少し不機嫌 |
32_セツトラ7 | 「ごめんねトリノ。今さ、新しい子が来たみたいなんだ。」 | |
33_トリノ2 | 「は?新しい奴、だと・・?」 | えっ、みたいな |
34_ココセ1 | 「あたらしいこぉ??」 | ??な状態 |
35_アカ26 | (きつそうな子だなぁ・・。わぁ・・この子かわいい・・・!///) | トリノとココを見て。 後半はきゅんっ!と(笑 |
36_セツトラ8 | 「紹介するね。右の男の子がトリノ。んで、その左の小さい子がココセっていうんだ。 でもって俺はセツトラ。ここのリーダー・・・みたいなもんかな? 俺のことは気軽にセツトラって呼んでくれていいからね。」 |
笑顔で |
37_セツトラ9 | 「・・・って、おいおい二人とも!挨拶あいさつ!」 | |
38_トリノ3 | 「・・・よろしく。ふぁ〜・・・。」 | 眠すぎて思わずあくび |
39_ココセ2 | 「・・ココセ。よろしくね、おねえちゃん。」 | |
40_アカ27 | 「うん、よろしくね・・っ!」 | |
41_セツトラ10 | 「んでー・・君の名前を聞いてもいいかな?」 | |
42_アカ28 | 「あっ・・すいません。 そういえば自己紹介するの忘れてました・・; えっと、アカっていいます。(・・多分。)」 |
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43_セツトラ11 | 「うんうんっ。なんか礼儀正しい子だね〜♪トリノと大違い♪」 | にこにこと |
44_トリノ4 | 「おい。」 | 怒る&軽く突っ込む |
45_セツトラ12 | 「あ、そうそう。ここでは基本敬語なしでいいからね、気楽にしてよ、アーちゃん。」 | |
46_アカ29 | 「(アーちゃん・・・?;;) はぁ・・・。」 | 変なあだ名付けられて複雑(笑 |
47_トリノ5 | 「・・・なんか若干お前のこと引いてなくね?こいつ。」 | |
48_セツトラ13 | 「えーそんなことないよ。ねー?アーちゃん?」 | |
49_アカ30 | 「えっあ、はい・・まあ。あの、私のことは呼びすてにしてください。」 | |
50_ココセ3 | 「敬語・・・。」 | ぼそり |
51_セツトラ14 | 「うーん・・・。まあその内慣れるでしょ! わかった。じゃあ遠慮なく呼び捨てにしちゃおっかなー。」 |
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52_アカ31 | 「あと・・・その・・。」 | |
53_トリノ6 | 「ん?どうした。」 | |
54_アカ32 | 「私・・自分の名前ぐらいしか覚えていないんです。なんでここにいるのかも・・。 なので自己紹介って言われてもあまりお話できないって言うか・・その・・なんていうか・・。」 |
しょんぼりと |
55_ココセ4 | 「だいじょうぶ。それ、みんないっしょ。」 | にこっと |
56_アカ33 | 「へっ?」 | |
57_セツトラ15 |
「ココセの言う通りだよ。それはみんな同じのことだから、安心して。」 |
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58_アカ34 | 「同じって・・どういうことですか?」 | |
59_トリノ7 | 「ここの人間は全員、名前以外の記憶がないんだ。」 | |
60_アカ35 | 「Σえぇっ!??うそ・・・。」 | |
61_セツトラ16 | 「ホント。 ここにいる俺たち以外にも何人かいるんだけどさ、その人たちも同じなんだよ。 ここにいる・・っていうかこの世界の人達っていうのかな? みんな記憶がないんだよねぇ、不思議と。」 |
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62_アカ36 | 「そ・・そうなんだ・・・。」 | |
63_セツトラ17 | 「そして全員君みたいに突然現れるんだ。アカは森から来たみたいだったけど、 俺は海から流れてきたぽいし、トリノやココセはこの周辺で倒れてた。」 |
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64_アカ37 | 「へぇー・・。 じゃあここは、この土地に流れ着いた人たちの住む場所・・ってわけですね?」 |
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65_トリノ8 | 「まあそんなとこ。」 | |
66_セツトラ18 | 「こうやって助け合いながら自給自足の生活をしてなんとか生きているんだ。 今いない子は食料探しに行ってくれてる。」 |
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67_ココセ5 | 「だからおねえちゃんも一緒にここで住めばいいよ・・、ね?」 | |
68_アカ38 | 「えっでも・・・いいの・・・かな。」 | 遠慮しそうに |
69_トリノ9 | 「いいんじゃねーの?どうせここ以外に住める場所なんてねぇだろうし。 ふぁ〜・・・ごめん、俺限界。寝てくる・・。」 |
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70_セツトラ19 | 「あ、そうだった疲れてたんだよね。ごめんトリノ。おやすみ。」 | |
71_ココセ6 | 「おやすみぃ〜トリ兄。」 | |
72_トリノ10 | 「おやすみ。」 | トリノ去る |
73_アカ39 | 「寝てないんですか?彼。」 | 少し小声気味に |
74_セツトラ20 | 「いやね・・昨晩見張りだったんだよ。」 | |
75_アカ40 | 「なるほど・・・見張りとか・・やらなきゃいけないんですね、やっぱり。」 | |
76_セツトラ21 |
「まあね。この世界のこともそーんなにわかってないし;; |
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77_アカ41 | 「Σそ、そんなに凶暴なんですか!?大丈夫だったココセちゃん!?」 | 慌てて心配 |
78_ココセ7 | 「うん、だいじょうぶ・・・。トリ兄が守ってくれから・・・。怪我もしてないよ?」 | |
77_セツトラ22 | 「まあこんな感じでみんな何か仕事しながら助け合い過ごしてるってわけ。 アカにも何かしてもらうから・・覚悟しとけよ〜?」 |
笑顔で |
78_アカ42 | 「うっ・・・!;お、お手柔らかにお願いします;;・・がんばるけど。」 | いやな予感を感じて(笑) |
79_セツトラ23 | 「てなまぁそんな感じだ。改めて〜・・・、よろしくなアカ!」 | |
80_ココセ8 | 「よろしくね、アカおねえちゃん。」 | |
81_アカ43 | 「うんっよろしくお願いします!!」 | 元気よく |
82_アカ44 | こうして集落での生活は始まった。まだ不安は大きいけれど・・。 セツトラ、トリノ、ココセちゃんと一緒に・・。きっとなんとかなると思う、そんな気がしたんだ。 |
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83_アカ45 | そして・・私はのちに知ることになる。 この世界の・・・真実を。 | 少し悲しげに |